キラキラで綺麗!ガラスビーズの豆知識
ガラスビーズ(グラスビーズ)にどんなイメージがありますか。
今日紹介するのは、手芸入門者にありがちなガラスビーズの歴史です。
ガラスビーズは古代エジプトから存在していましたが、直径5mm以下のものは紀元前200~300年の頃にインドで盛んに作られました。その後、中国へ伝わり、ヨーロッパへと広まったそうです。
日本に上陸したのは明治時代と言われてます。「硝子(ガラス)」という言葉の語源も、英語やドイツ語のグラスからきており、明治以降使われてます。
ガラスの製法はシルクロードを経て日本に伝わっておりました。ところが何かの理由で、平安時代後期にこの工芸がうけつがれませんでした。安土桃山から江戸時代にかけて、長崎でようやく日本ガラス工芸が復活しました。日本のガラス工芸は、ほとんどが 江戸時代からで、外国の技術にならったものです。
昔は上流階級のご婦人方のアクセサリーとして使用されていたのですが、今世紀にいると、庶民のところにやってきました。
今では、ガラスの生産技術も発達し、自然界にはないような色が開発され、電気メッキガラス、クラックルガラス、キャットアイビーズ、ガラスパール、チェコガラスビーズ
など、すべて異なる色と形になっています。